分列式行進曲 明治45年版

現在陸上自衛隊や警察の音楽隊が演奏している「陸軍分列式行進曲」は過去に何度も手が加えられていて、この明治45年時点での曲は現在の分列行進曲はかなり旋律が削られていることが解ります。

楽譜後半が”Trio”となっていますが、元々ダ・カーポ記号やFineの記述がなく、冒頭を繰り返して演奏していいのか悩む楽譜。

分列式のために作られたこの曲はシャルル・エドゥアール・ガブリエル・ルルー(Charles Edouard Gabriel Leroux)の作曲した「抜刀隊」と「扶桑歌」という2つの曲を元にルルーが作った行進曲が「陸軍省制定行進曲」となりました。

自衛隊はヘ短調の曲ですが元々は変ロ短調のようですね。(上記動画はハ短調・・・・)

原本は明治45年に音楽社によって出版されたピアノ編曲版で表紙は以下のようにあります。
()内は私が勝手に入れた註釈

扶桑歌(タイトル)
分列式行進曲(サブタイトル)
瀬戸口軍樂長 校閲(瀬戸口籐吉:行進曲「軍艦」の作曲者)
音樂社編輯局 編曲(編輯は常用漢字では編集と書きます。読みは同じ)
音樂社蔵版

画像は国立国会図書館デジタルアーカイヴから。

因みに陸上自衛隊による現行バージョンの演奏。

私はこのバージョンのほうが好きです。

注意:私は右翼や軍国主義者ではありませんw

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