ソ連の天才作曲家、ショスタコーヴィチ

Дмитрий Дмитриевич Шостакович

ディミトリ・ディミトリニェビチ・ショスタコーヴィチ
1906年9月25日生 – 1975年没

ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦、現在のロシア)の作曲家。
国家から社会主義リアリズムを強要され、体制に迎合したソ連のプロパガンダ作曲家との批判から西側諸国では評価が低かったが、「ショスタコーヴィチの証言」という伝記が出版されてからは逆の評価を得る。
ただし、作品には社会主義を賛美する題名や歌詞が多く存在し、そのまま演奏するか、歌詞を書き換えて演奏するかで議論がある。
表面的には社会主義リアリズムに沿った作品で多くの賞や勲章を得たが、作品の内面には社会主義に対する皮肉や反感を秘めるとされている。
どちらにしても当時の有名な作曲家バーンシュタインやブリテンを凌駕する作品を非常に制約された条件下で世に出した事は奇跡的なことでしょう。

他にもハチャトゥリアンやカバレフスキーなどソ連時代には同様に優れた作曲家がいます。
私はショスタコーヴィチを20世紀最大の作曲家と捉えています。

Фортепианное трио № 2 (памяти Соллертинского)

ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67

この素晴らしい曲のうち、最も好きな終楽章から再生させていますが、時間があれば全楽章を通して聴いてみてください。

Струнный квартет № 4

弦楽四重奏曲 第四番 ニ長調 作品83

第1楽章 Allegretto ニ長調 2/2拍子
第2楽章 Andantino ヘ短調 3/4拍子
第3楽章 Allegretto ハ短調 4/4拍子
第4楽章 Allegretto ニ短調 4/4拍子

動画では特に大好きな第3楽章から開始させています。
ヘブライ的な書法で書かれた作品で、第三楽章の軽快な対位法的な曲、そして休みなく次の終楽章へ。
この曲も是非とも全楽章を冒頭から聴いてみてください。15曲ある彼の弦楽四重奏曲の中で特に秀逸な作品です。

余談ですが12音音楽など無調音楽も書いた時期がありましたが、間もなく「誰が作曲しても同じ」と無調音楽から決別。調性を残した音楽に情熱を注ぎます。

彼のような作風が私の理想ですが、まったく真似できません。才能が違いすぎる。

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